15年くらい前から玄米食です。その玄米は圧力鍋で炊いていました。
圧力鍋だと玄米も柔らかく炊けるので、火力だけ調整すれば(IHですが)問題なく炊けていました。
白米だと4時間くらいで空腹になるのに、雑穀入りの玄米だとそれほど空腹感がないのは血糖値が急激に上がらないからなのでしょう。
以前は空腹になると冷や汗が出るような症状が出ていたのに、玄米に切り替えてからは空腹でもそのようなことは無くなりました。
今から思うと低血糖を起こしていたのでしょう。
仕事も忙しくて夕方まで食べる暇もないほどの時期がありましたが、やっとありつけた遅い昼食も雑穀入りの玄米おにぎり二つだけで割と元気に働けていました。
ミネラルたっぷりの自然塩と雑穀入りの玄米のパワーを信じていたのです。
そんな玄米も最近では少し胃腸が弱った時は控えるようにしています。
白米や餅米に変えたり、お粥にしたりと…
それでも基本は玄米です。
その玄米を何の疑いもなく圧力鍋で炊いていたのですが、このほど電気圧力鍋のあまりの実力に驚かされたので、周囲に言いふらしている次第です。
このホームページのブログにまだ暮らしのカテゴリー記事がなかったので、そのことを書いてみようと思います。
(※最新機種については最後にお知らせします。)
電気圧力鍋が我が家に来たきっかけはポイント交換
1年に一度くらいの割合で、ポイント交換をするのですが、今年はあまり欲しいものがありませんでした。
以前はマックカードに交換して子どもたちにあげたりしていましたが、それはずいぶん昔の話です。今はマックカードはありません。
最近では、電気ポット、空気清浄機、血圧計などを手に入れています。
そして何気なく目に止まったのが、電気圧力鍋でした。
電気?電気か…とも思ったのですが…
その圧力調理の機能ではなくスロー調理の方に惹かれました。おでんなどの煮物を放置して炊けるなら便利かなと思ったのです。
取りあえず、アマゾンなどで同じ製品のレビューなどを比較し検討し、それほど高いものでもないので失敗してもいいかなというくらいの気持ちで、手に入れることにしました。
台所に余計なキッチン道具や家電を増やさない主義なので、この決断は久々の決断でした。
便利グッズなどはほぼ邪魔になるだけだと思っていますので…
聞いたこともないメーカーですし、全然期待もしていませんでした。
siroca(シロカ)というメーカーです。
私が知らないだけかもしれません。
コロナ騒ぎを間に挟んだので出荷が遅れるとの連絡もあり、本当に忘れた頃に届きました。
電気圧力鍋・インプレッション(印象)
ついに届いたsiroca(シロカ)の電気鍋!(3合炊き)
製品を箱から出して思ったのが、思ったより軽い!それに尽きます。
今までの圧力鍋はとにかく重いのです。大きさが違うので当たり前なのですが・・・
それに比べると嬉しくなるくらい軽い!
そして同じ3合炊きの電気炊飯器と同じくらいの大きさ、重さです。
高さが電気炊飯器よりはスリムで高いのですが、外側は今の圧力鍋くらいの大きさです。
蓋を開け、圧力弁や空気を抜く部品などを確認しました。基本的には圧力鍋と仕組みは同じです。
違うのは内釜の軽さ、内蓋の軽さでしょうか?
内蓋などはこれで大丈夫か?というくらい軽いし薄いしちゃちい!
これで圧力が本当にかかるのか?
そして早速玄米を炊いてみました。
今までの圧力鍋だと圧力をかけた状態で15分(白米だと1分)そのご圧が抜けるまでが蒸らしの時間になります。
流石にそこまで短くはありませんが、電気圧力鍋の良いところはスイッチ一つで完全放置できるところです。
圧力鍋だと完全に圧がかかった状態になるまで目が離せませんし、火力を調整しなければなりません。
その時間は台所から離れることができません。
その点、電気圧力鍋だと、スイッチ一つであとは圧が抜けるまでお任せできるなんて、これは便利すぎます。
電気圧力鍋のメリット・デメリット
電気圧力鍋のメリットは、軽い、スイッチ一つでお任せできる、そしてこの製品はほとんど匂いがしないことです。
圧力鍋だと圧がかかっている間、シュッシュッシュッシュッと蒸気が出続けます。
蒸気が出るので調理中は換気が必要です。
この製品は密閉状態なので、ほぼ匂いが洩れません。(パッキンがヘタると漏れます)
なので換気扇がない場所で調理ができます。
コンセントさえあれば調理ができますので、コンロの周り(換気扇の近く)に家電が集まらなくて良いと思います。
内釜や内蓋も軽いので洗いやすい!(使っていた圧力鍋は重い)
一方でやはりデメリットもあります。
まず保温機能があらかじめ設定されているメニューに対して一定時間なので、調理後はすぐに食べるか、保存容器に移し替える必要があるでしょう。(炊飯後の保温は12時間、他は1時間と決まっている)
それから誰かも書いていたのですが、レシピ本通りにすると水分が多くなる場合があります。
レシピ本は野菜から出る水分を考慮していないものもあるのかも…と思われます。(2020年6月の情報)
密閉状態なのでほぼ無水料理感覚の方が良いと思います。
なので煮詰めるという料理をするのなら別途鍋に移し替える必要があります。(当たり前ですが)
また、デメリットではありませんが、やはりチャチな感じは否めませんので、どれくらい使えるのかは分かりません。
パッキンがヘタると匂いが漏れるので、交換時期の目安です。
どれくらいの使用頻度で交換になるのかわかりませんが、替えの内蓋が付いていると言うことは、意外と早いのかも知れません。
ただこれは今使っている圧力鍋のパッキンや部品も、経年劣化すると交換しなければならないのでどの製品でも同じです。
あと製品によって当たり外れはあるようですが、これは電化製品全てに言えることです。
それでもこの価格でこの多機能は、私にはかなり遊べる楽しいおもちゃです。
あれこれ作ってみたい方、実験するのが楽しい方、料理好きな方にはぜひお勧めします。
あと、その都度内蓋や内釜を洗うときに、部品も洗うのですが、それが慣れない方には面倒かもしれません。
ただ私の場合は今まで圧力鍋も、洗う時はパッキンや弁などの部品を外して洗っていたので、そこまで面倒ではありません。
結局、電気圧力鍋で炊いた玄米は…
炊き上がった玄米を見て素直に感動しました。
期待以上の出来上がりでした。
今までの圧力鍋で炊いたものより美味しかったのです。
軽くカルチャーショックを受けました。
それに後始末もこちらの方が楽でした。
もう普通の圧力鍋には戻れません。それほどの実力の持ち主でした。
その後電気圧力鍋で肉じゃがなど、少しずつ試しています。
siroca(シロカ)の赤い可愛い外見を眺めては、次は何を作ろうかとワクワクしています。(今は白しか無いようです)
久々に感動のおもちゃを手に入れた感じです。
何気なく電気圧力鍋をポチした私を褒めてあげたい気分です。
そして先日は餅米でお粥を作ってみました。
生姜と天然塩で作りましたが、この出来上がりにまた感動しました。
これに後から様々な調味料などを入れるとまたアレンジして楽しめます。
そもそもあまり期待していなかった電気圧力鍋でしたので、その実力に驚かされたのですが、これが過剰に期待していたらここまでのことはなかったのかも知れません。
わざわざブログに書こうとまで思ったのですから、まだまだ人に伝えたいのです。(息子や娘にも思わず伝えました)
家電の進化・考察
今までの圧力鍋は出番は減るかも知れませんが、これも大切なものなので置いてはおきます。
調理する量が多い時はこちらの方が良いですし、電気が使えなくなった時などは、ガスで使える鍋も貴重ですからね。
→siroca(シロカ)の電気圧力鍋はこちらでご確認できます。
いろんな比較サイトを後から見ましたが、有名メーカーの方が高評価のようで、このsiroca(シロカ)は外見からして頼りなさそうなどの意見がありました。
そして比較サイトでは大抵、豚の角煮やイワシなどの調理で比較しているようですが、玄米の比較はあまりないようです。
私は今は角煮をすることがないので(脂身が食べられない→胃が痛くなる)玄米とお粥、そして簡単な煮込みが放置でできれば十分です。
白米は電気炊飯器の方が美味しいように思います。
スイッチなどの操作は比較的簡単でした。
自動メニューを選ぶだけでできる調理もありますし、簡単なのが一番です。
また厳密に言えば、料理によっては個人的には圧力鍋ではなく無水鍋の方が良い場合もあります。
(ガスだった頃は無水鍋を使っていました)
本格的な料理を求めるなら、普通の鍋で料理する方が良い場合もあるでしょうね。
何を求めるのかによって満足度などは全然変わるのは当然です。
そういう意味ではあまり比較サイトは役に立たないと感じました。
私はポイント交換でたまたま我が家に来た電気鍋が、思いの外実力を見せてくれたことにただただ満足しています。
家電の進化ってすごいなと思いました。
ITやWebの世界を知らないと、自分がアナログな世界に取り残されて超不便なところにいることに気づかないと昭和の方々を見て思っていましたが、まさに自分が家電の世界で取り残されていた昭和のアナログおばさんだったということです。
しばらく家電の勉強しようかと思います。洗濯機や冷蔵庫が10年超えてそろそろですので…。
2021年1月追記
逃げ恥(逃げるが恥だが役に立つ)の最初の方で、パカッとシロカの白い電気圧力鍋を開けるシーンがありました。
その後も何度かシロカの電気圧力鍋が登場し、実家のお父様も購入されたシーンもあり、なんだか嬉しくなりました。
実際に周りでシロカの電気圧力鍋を利用する方も増えています。
家電は何十年も使うものではありません。買い替えながら、最新の機器を上手に利用したいものですね。
我が家では、玄米はすっかりシロカ電気圧力鍋です。おでんなどの煮込みにも重宝しています。
これまでの圧力鍋の使用回数はめっきり減ってしまいました。
2022年11月追記
このシロカ電気圧力鍋記事を書いてから早くも2年以上が経ちました。
相変わらず、玄米だけでなくお粥などにも活用しています。
まだこのページをご覧になられる方がいらっしゃいますので、最新のシロカ電気圧力鍋の情報をお伝えしておきます。
上記の機種を使い続けておりますが、シロカの最新機種は1台6役どころか1台12役に進化しておりました。
少々高くはなりますが、発酵モードがあるのは羨ましいなと思います。
次の買い替えの参考までに、備忘録として記録しておきます。
▶︎シロカ 自動減圧機能付き電気圧力鍋 おうちシェフ PRO L
[スマートプレッシャー技術(高圧力100Kpa×自動減圧)/1台12役/レシピ本付き/かしこい予約プログラム/発酵/甘酒/圧力糖質オフ炊飯/電気圧力鍋] SP-5D151
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