私たちの生活の中で、『ググる(検索する)』という行為はもはや当たり前のようになりました。
50代60代女性でも、パソコンは開かないけれど、スマホですぐに検索して調べることはします。
生活の中では料理やレシピの検索、お片付け、お掃除のヒント、お店の情報、分からない言葉や人の名前、流行りのドラマや本や映画、もう何もかも、検索がないという生活は考えられません。
そしてお仕事、小さな起業や個人事業でも、分からないこと、困ったことはすぐに検索して調べられるのではないでしょうか?
スマホやパソコン前の世界でどう暮らしていたのかを忘れるほど、本当に便利な世の中になりました。
スマホやパソコンが無い世界で調べる方法と言えば、やはり書籍でしょうか?
図書館で調べ物をするのが当たり前でしたよね。
手に入る情報は増えたけれど、それを見分ける視点が必要
ただ、簡単にそうやってスマホで情報を取りに行くことができるようにはなったのですが、ここ数年の間にその情報が増えすぎていると感じています。
情報も個人がそれぞれに自分メディアを持てるので、どこかの出版社や専門家のチェックも入らない情報から、しっかりしたメディア会社が管理し運営する情報サイトまで、様々な情報い溢れかえっています。
そして、良い情報(人が調べたくなる情報)はそれをまたコピペする人がいて、あっという間に同じような情報がネット上に溢れかえるので、どれを見たら良いのかわかりません。
情報によっては、比較し、検討し、見分ける作業が必要になりますので、逆に時間がかかってしまうこともあります。
特に専門的で、細かい内容まで必要な情報ほど、そんな気がします。
コピペ記事が溢れているから必要な記事に辿り着けない
というのも人気記事のコピペ記事は、大抵検索対策だけはしっかりしてあるので上位表示はされるのですが、中身がスカスカであまり役には立ちません。
その役に立たない情報に埋もれている、役に立つ情報を探すのに時間がかかってしょうがない!
そんな印象を持っています。
Googleさんも、何度も何度も対策を練って良い情報を上に上げようと頑張っているはずです。
でなければ私たちに嫌われてしまいますからね。
それでも現状は私たち、50代60代女性・特にインターネットやパソコンのことをよく分かっていない情報弱者が情報に振り回されてしまうことになりかねません。
ですので私たち世代も、情報を見抜く目を持っておく必要があるでしょう。
情報について見分けるポイント・日付と意図
まず検索すると、そこには新しい情報も古い情報も上がってくるのが困るのです。(最近はかなり精度もよくなっています)
なので、新しい情報が欲しい場合には2020年なら『2020』という単語も入れて検索しましょう。
(Google検索なら、「ツール」という項目から「期間指定」することもできます。)
ただ、中には掲載した日付が載っていないような記事もあります。
もしそのような記事を見かけたら、それが新しいのか古いのかを自分で考える必要があるでしょう。
それから、記事の後ろにある隠れた意図を考えます。
その情報は読む人の役にたつようにという意図で書かれているのか、発信者の役に立つようという意図で書かれているのかを見分けます。
そのサイトがどのような意図を持って作成されているのかを考えると、その情報発信者の書いた記事の意図も見えてくることでしょう。
検索している内容によっては、その情報発信者のプロフィール(会社概要)を見ることもあります。
そして内容をチェックします。
場合によっては他の情報とも比較しますし、他のページの内容もチェックします。
薄っぺらい内容だけならやはり役に立ちません。
そのサイトそのものが、コンテンツマーケティング(私もよく意味がわかっていませんが)対策で、単なるページ数を増やすためだけに作られて運営されているのでしょう。(結構ありますし、このようなページがあるのが面倒です)
単なるブログ記事ならいいのかも知れませんが、検索している人にとって役に立たない記事が上に上がるのはどうなのでしょう…
それについては、今度は自分が情報発信をするときに気をつけなければならないと考えています。
発信者になったときに気をつけるべき点
- 分かりやすさ
- 役に立つ内容
- 感謝と気配り
文章はわかりやすく端的に伝えなければなりません。
これはもう文章力を磨くしかありません。
そして役にたつ文章を書かなくてはなりません。
続きはまたの機会にとか、メルマガにて伝えますばかりでは嫌われます。
信頼していただくためにも出し惜しみせずに、お伝えしましょう。
見に来てくれてありがとうございます!くらいの気持ちを込めて文章に力を入れて書かなければなりません。
お時間とお手間を取らせて見に来てくださってありがとうございます、その代わりちゃんと必要な情報をお渡しいたしますね。
私も、必要な情報にたどり着きにくくなったことを身をもって感じているので、改めてそう意識していきたいと思います。
数打ちゃ当たるは通用しない
SEO対策だと言われて、中身のない動画を何本もアップしている人もいるようですが、いつまでもそれをやっても意味はありません。
内容の無い動画を100本アップするより、誰かの役に立つ動画を1本アップする方が、本当に困っている人に届くでしょう。
そしてその人が良いと思ってくださったらシェアもしてくださるでしょうし、そちらの動画の方が拡散力もあるでしょう。
もちろん動画にしてもブログにしても、最初は検索にも上がりませんので、腕ならし的に数をこなす目的でも良いとは思います。
好きに自由に書いて発信するのも良いでしょう。
動画をアップすることも、やらないよりはアップするという練習にはなります。
日々のブログを書くことは文章を書くことの何よりの練習になります。
そこから専門家や情報提供者として発信するようになったとき、今度は文章力と、構成力が必要になります。
徐々に誰にも負けないくらいの内容を届けていけるようになりたいものです。
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