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初めて作ったカリカリ梅が大変美味しく出来た件

 

ネットで見かけたカリカリ梅の作り方でしたが、ふと作ってみたいと思い今年初めて作りました。

最初は小梅で作り、後ほど大きな青梅で作りました。

この大きな青梅が、市販品より美味しく出来たので、忘備録的にここに残しておきたいと思います。

 

卵の殻を使ったレシピ・・・小梅編

 

毎年梅干しは作るのですが、それは6月後半の完熟梅で作ります。

5月半ばは小梅が出回り出す頃で、カリカリ梅は小梅でも大きな梅でも、熟していない青梅で作ります。

少し黄色くなっているだけで、カリカリではなくシワシワになってしまいます。

さて、この時期にネットで見かけたのは、卵の殻を使ったレシピでした。

以下の載せておきます。

 

【材 料】

  • 小梅 1キロ
  • 焼酎 約50ml
  • 塩 100g
  • 卵の殻 5個分(準備しておく)

梅干しの場合は、通常塩分20パーセントなので塩分濃度は半分です。

なので常温保存ではなく冷蔵庫に保存します。

 

【作り方】

  1. まず卵の殻を煮沸消毒して、薄皮を取り除き、乾燥させます。(めっちゃ時間かかり面倒です)
  2. 小梅のヘタを取り除き、水につけアク抜きします。
  3. 小梅をザルにあげ、水気を切ります。(ペーパーで拭き取る)
  4. 焼酎で容器・小梅を消毒します。
  5. お茶パックに乾燥した卵の殻を入れて、少し砕きます。
  6. 容器に小梅と塩、卵の殻入りお茶パックを入れます。

たったこれだけです。

できれば冷蔵庫で二週間からひと月

出来上がればガラス瓶などに移して冷蔵庫に保存します。

 

赤い色をつけたい場合は、二週間経った頃に梅じそを梅干しと同じ容量で入れます。

私は半分ほどは、市販の梅じそを入れて色をつけました。

また容器がなかったので、最初はジップロックで漬けました。

梅干しもそうなのですが、ジップロックだと上下を返すのも楽なので早く塩が回るような気がします。

 

また甘味をつけたい場合は、同じく二週間経った頃にお好みで蜂蜜や砂糖を入れるようです。

ただ急に浸透圧が変わるとシワになるようなので、私は氷砂糖やザラメなどゆっくり溶けるものを使います。

量はお好みです。

私はそもそもあまり砂糖類を使いませんので・・・。

 

美味しく出来たカリカリ青梅の写真
美味しく出来たカリカリ青梅

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漬け込む前に塩を馴染ませてゴリゴリするという方法もありましたが、やりすぎると柔らかくなってしまいます。

なのでゴリゴリはしませんでした。

代わりにジップロックで天地返しする方法で、早く馴染ませました。

 

 

ニガリを使ったレシピ・・・青梅編

 

さて小梅で上手くできたら次は大きな青梅で作ってみたくなりました。

市販品のカリカリ梅のように上手にできると載っていましたので・・・

ただ、卵の殻は薄皮を取るのが大変面倒なので、代替案はないのかしらと検索しました。

 

梅に含まれるペクチンが酸と反応して梅を柔らかくするそうです。

カリカリにするために、卵の殻を入れてペクチンをペクチン酸カルシウムに変化させるそうです。

なら、わざわざ面倒な卵の殻でなくても、他の方法でカルシウムを入れたら良いはずです。

 

調べると『にがり』を使う方法がありました。

にがりなら時々豆乳で豆腐を作るので、冷蔵庫に常備してあります。

にがりによって含まれるカルシウム量が異なるそうなのですが、あまり気にせずやってみました。

 

【材 料】

  • 青梅 1キロ
  • 焼酎 約50ml
  • 粗塩 100g(レシピによっては80g)
  • にがり 100ml(レシピによっては50ml)

【作り方】

  1. 梅のヘタを取り除き、水につけアク抜きします。
  2. 梅をザルにあげ、水気を切ります。(ペーパーで拭き取る)
  3. 焼酎で容器・梅を消毒します。
  4. 容器に梅と塩、にがりを入れます。
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今回もジップロックで作り、2週間経った頃に市販の梅じそを入れました。

時々天地返し(ジップロックをひっくり返すだけ)をしていました。

そしてひと月経った頃にガラス容器に入れ替えました。

たったこれだけです。

 

たったこれだけで、カッリカリの梅ができました。

市販の物以上に『カリッ』という音がします。

そして酸っぱい!

 

甘味はお好みでつけると良いでしょう。

にがりがこんなところでも役に立つとは、恐るべし『にがりパワー』です。

 

市販品よりカリカリの梅の写真
市販品よりカリカリの梅

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