ワーケーションって、休暇先で遊びながら、キリッと切り替えて仕事もする・・・そんなイメージでした。
言葉だけが先行している感じで聞き流していたのですが、環境省から公募がなされていたのですね。
知りませんでした。
ワーケーションで調べたら高松商工会議所のこんなページが出てきたので知った次第です。
恥ずかしながら、自分と興味のないことは全くスルーしていましたので今頃知ったのかと言う感じです。
”令和2年度(補正予算)国立・国定公園への誘客の推進事業費及び国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進事業費補助金 公募期間:令和2年5月19日(火)から6月10日(水)”
もうそんなに前の話だったとは、夏休みに合わせて
”事業の目的
本事業は、国立・国定公園及び国民保養温泉地における誘客やワーケーションの推進の支援を通じて、新型コロナウイルスの流行の収束までの間の地域の雇用の維持・確保等に資することで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている地域経済の再活性化に寄与することを目的として います。”
この中で事業内容の定義があるのだけど、一部だけ
”B 国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進事業 本事業における「ワーケーションの推進事業」とは、国立・国定公園及び国民保養温泉地のキャンプ場、旅館、ホテル、飲食店、休憩所等で、ワーケーション(「ワーク」と「バケーション」を合わせた6造語。観光地といった通常の職場以外でテレワーク等により働きながら休暇も楽しむもの)やリモートワークを実施するものを対象とします。”
つまりワーケーションって?そのメリットは?
キャンプ場、旅館、ホテル、飲食店、休憩所等で、ワーケーション(「ワーク」と「バケーション」を合わせた6造語。観光地といった通常の職場以外でテレワーク等により働きながら休暇も楽しむもの)やリモートワークを実施するもの・・・
それって今までほんの一部のノマドワーカーと言われるような方々がやっていた働き方のことかしら。
それを一般人に?
結局パソコンがメインのお仕事の方が、遊びに行って休暇を楽しみながら、仕事してみようと言うことになるのでしょうか。
どんなお仕事の方がそれを選択できるのでしょうか?
バケーションを楽しみながら仕事ができるのがメリットなのか、仕事をしながらバケーションも楽しめるのがメリットなのか・・・
避暑地に行って、別荘で仕事をするような感じでしょうか?
それを別荘を持たずに、あちこちのホテルで過ごそうよということなのでしょうか?
私の知っている個人事業主の方々には無理がある
私の知っている個人事業主さんたちは、確かにパソコンは使うけれどそれはブログやSNSをするためであって、メインの仕事はそれではありません。
確かに2020年はZOOMなどにお仕事を移された方もいらっしゃいますが、それでも遊びにいったついでに仕事できるほど私たち50代60代は器用ではありません。
おそらく多くのこの世代の個人事業、小さなお仕事をお持ちの方は、自宅やサロン、教室がメインのお仕事です。
そこに居なければお仕事にはなりません。
ワーケーション、言葉はかっこいいけれど、どの世代に向けて発信しているのでしょうか。
会社が丸ごと変わるチャンスではある
会社がリモートワークを取り入れ、時間で管理するのではなく仕事の内容で評価できるようになればワーケーションも夢ではないのかもしれません。
ただ会社に行かなければ仕事をした気にならない50代60代の世代には、この考え方は受け入れられないかもしれません。
またやはり仕事サボるような輩も出てくるかもしれませんので、そこはやはり仕事内容できっちり評価する方向にいきたいものです。
でもワーケーションとかリモートとかが勧めば、都市部に人が集中することなく、全国で仕事ができるのだから世の中全体にとってはメリットしかないように思えます。
オフィスを持たなくて良いのなら経費も削減できますし、その分リモートワークへのセキュリテイ対策などにお金をかけることもできます。
ただ労務管理とか、労災とかその辺の考え方やシステムは変えて行かなければならないのでしょうね。
まあ私ごときがサラリーマンのワーケーションを考えても仕方がありませんので・・・
個人的な意見としてはワーケーションにメリットを感じない
私個人としては、遊ぶ時は遊びたいのでワークしながら遊ぶと言う感覚がよくわかりません。
バケーションはバケーションとして思いっきり仕事のことは忘れて楽しみたいですから。
でもまあ、長崎や鹿児島へ旅行へ行っても夜はパソコンに向かっていたので、それを無理やりワーケーションと言えば言えるのかしら…
いやいや、夜はメールのチェックや対応などくらいでしたので、あまりにもワークの時間配分が少なすぎます。
やはりバケーションの時は意識も体力もそこへ全力投球です。
そう言えばショップ持ってた時は鹿児島いく道中で対応していたので、個人事業って仕事と遊びを切り分けられないところはあります。
ただ、それは仕方なくであって、遊びに仕事を持ち込みたくてやっていたわけではありません。
50代60代の個人事業主さんも似たようなものではないかしら・・・
やはり私には、ワーケーションと言う言葉もそのスタイルもメリットを感じません。
バケーションの途中で仕事入れてたら、完璧にバケーションを楽しむと言う目的が志半ばになってしまうではないですか・・・
100パーセント楽しみたいのに、それが80パーセント、70パーセントでは残念な気持ちを引きずりそうです。
私たち世代の個人事業主にとって、ワーケーションはメリットどころかデメリットしか見当たりません。
ワーケーションに向いている世代や仕事もあるでしょう
多分これから世の中のインフラも進み、会社の考え方もどんどん変わり、リモートワークも進めばワーケーションに向いている方やお仕事や世代も増えていくのでしょうね。
- これまでのノマドワーカー的な方
- パソコンでお仕事が完結できる方
- 切り替えの上手な方
- 体力のある方・お若い方
きっとお若い方なら思いっきり遊んだ後でも、思いっきり仕事もできると思います。
頭の切り替えも早くて、考え方も柔軟で、仕事の対応も早くて、器用でスマートになんでもこなして行かれるでしょう。
私たち、50代60代、Facebookやアメブロの使用が変わっただけでオタオタする世代です。
全然切り替えができません。
ワーケーションはほど遠い世代は若い方を応援しましょう
仕事も遅くて不器用で、不格好です。
そこ押しちゃダメと言われてもクリックしてしまう世代です。
もう、本当に世代間ギャップというか時代の変化というか、現在の社会の現場とのとてつもなく大きな開きというかズレを感じます。
お若い方がたに頑張っていただいて、世の中を多くの方々が笑顔になれるような方向に導いて欲しいと思います。
もう時代はとっくに彼らの時代です。
私たちはそれを邪魔してはいけません。
だから世の中が大きく変化することを受け入れ、応援して参りましょう。
ワーケーションという言葉が引っかかって、どうでも良いようなブログの内容で申し訳ございませんでした。
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